22/05/2021
水没後に電源が入らなくなったiPhoneも元通り!
元来iPhoneは水にとても弱い機種です。iPhone6s/6sPlusまでのシリーズでしたら、容易に水没してしまいます。iPhone7/7+より「耐水」性能が搭載されましたが、「防水」ではない点に注意しなければなりません。iPhone7が備えている防水性は、IP67という等級で表されます。IP等級はIEC(国際電気標準会議)が定める保護等級です。防塵性と防水性を数字による等級で表しています。iPhone7の場合、防水等級は「7」。これは「一定の圧力、時間で水没しても有害な影響を受けない性質」を表します。つまり、その「一定の圧力、時間」に当てはまらない状況で水没してしまうと、水没故障が発生してしまいます。また、この等級を決める際の防水性試験では、真水が用いられると言われています。つまり、真水ではない水や液体に水没してしまった場合も、水没故障が起こる可能性があります。iPhone7シリーズであっても水没することはあるのです。
※2018年に発売されたiPhoneXsシリーズ以降に関してはiPhone7シリーズやiPhone8シリーズよりも進化した「IP68」と強化はされましたが、この水準でも「完全防水」ではありませんので、過度な期待は禁物です。
Androidが水没した際は対処方法が重要
どんな端末も完璧な防水防滴性能を維持し続けることはとても難しいとも思います。例えば、画面が割れてしまってその隙間から水が入ってしまったり、本体が歪んでしまって見えないところに隙間ができてしまっていて水が浸入してしまったり。防水の端末でも、お風呂で使用されたり、トイレや洗面所に落としてしまったり、水やジュースやお茶がかかって、水没することがあります。
水没してしまった状態からの復旧率は対処方法によって大きく異なります。また、かかった水の成分や、水没されてからの日数によっても異なります。万が一海に落としてしまった場合や不純物が多く含まれた水没の場合はお持ち込みが早ければ早いほどほど復旧率も変わります。もし、Androidが水没してしまった際は今からご紹介する方法を参考にしてみてください。
Androidの電源を落とし充電しない
Androidが水没して電源が落ちてしまった際に、起動させようとして充電される方がいらっしゃいます。実はそれ、非常に危険なんです。というのも、Androidには基板という回路基板があります。人間でいうところの「脳」の部分になり、各パーツに指令を送ったりしています。その基板には電気が流れているのですが、水没したAndroidを充電してしまうと、基板がショートしてしまい、回路が焼き切れることがあります。そうなると、自然に改善することが困難になります。これは、Androidをただ起動させているだけの状態でも同じです。起動しているだけでも電流は流れているので、ショートするリスクはあります。もし、Androidが水没してしまった際は、電源を落として、充電しないことを覚えておいてください。
Androidを振って水を出さない
Android内部に入った水分を外に出そうとして、Androidを振る方がいらっしゃいます。ここで思い出していただきたいのが、最近のAndroidは防水性能がある端末が主流だということです。外からの水分が侵入しにくいということは、中からの水没も外に出にくいということです。水没したAndroidを振れば振るほど、Android内部に水分が攪拌してしまいます。その結果、多くのパーツにダメージを加えてしまうことになるのです。もし、復旧しても、様々なパーツの交換が必要になり、修理費用が高額になることもあるのでAndroidが水没しても、絶対に振らないでください。
水没復旧作業はお持ち込みが早ければ早いほど復旧率は高くなる
水没復旧作業はお持ち込みが早ければ早いほど復旧率は高くなります。なので、特別な事情がない限りは速やかにFukuoka mobileまでお持ち込みいただくことをおすすめします。Fukuoka mobileでは水没してしまったAndroidを分解し、内部から洗浄・乾燥を行います。Androidのp水没復旧作業をしてくれるお店がない…という方でも、Fukuoka mobileまでお持ち込みください。
Androidの水没復旧修理の受付フロー
Androidの水没復旧修理はどれだけ早く作業に移行できるかが重要になります。なので、基本的には郵送での修理ではなくご来店での修理をおすすめします。
■ご来店の場合
〜ご来店前に〜
1.当店に電話、もしくはメールをください。
2.症状を確認してお見積もりをさせて頂きます。
3.ご来店日の調整をさせて頂きます。
〜ご来店〜
1.Androidをお預かり致します。
※基本、即日での返却となりますが、ご来店の時間帯により翌日以降となることがあります。
2.修理結果のご報告。
3.修理完了・ご返却
■ご郵送の場合
〜ご郵送前に〜
1.当店に電話、もしくはメールをください。
2.症状を確認してお見積もりをさせて頂きます。
3.Androidをご郵送ください。※しっかりと梱包した状態で送ってください。
〜Android到着〜
4.修理作業・完了。
5.修理結果のご報告(メール、電話)。
6.修理Androidの郵送。
修理・交換の流れ
当店では、修理に入る前に症状の詳細をお伝えし、修理完了後はお客様と一緒に動作確認を行いますので、安心してお任せください。
修理依頼の主な流れ
ご予約・ご来店 | 飛び込みでの修理も承っておりますが、ご予約のお客様優先となりますので、ご予約いただくことをおすすめいたします。ご予約はお電話かオンラインにて受付ております。 |
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受付 | 詳しい症状などお客様からヒアリングさせていただきます。同時に修理端末をスタッフが拝見いたします。 |
お見積りと修理時間目安のご案内 | 修理端末の状態とヒアリングの内容を基にお見積りをご案内いたします。また、その際に修理完了時間の目安をお伝えいたします。 |
ご依頼 | お見積りや注意事項をご案内し、ご納得いただけましたら修理のご依頼を承ります。 |
修理 | お預かりした端末は、Fukuoka mobile修理スタッフが修理いたします。 |
受取・お支払 | お預かりした端末をご返却いたします。その際に修理スタッフの所見や注意事項などをご案内いたします。お客様に端末を確認いただき、問題なければ修理料金をお支払いいただきます。 |